-菊間町 さんぽ-

なんでもない日の夕方。
ふと思い立って、海へきました。

雲が厚め。向こう岸も霞んでてよく見えない。

なぜ菊間町を訪れたか、特に理由はないがどこか惹かれる街なのだ。

ぼーっと、遠くの船を眺める。

飛行機も飛んでる。
なんだか、便利な世の中に慣れすぎている自分に違和感を覚える。
そこまで長く生きてはいないが、果たして何でも「便利」が良いのか?

答えを出しに来たわけではない。
頭の片隅で感じていた問いに向き合う時間が欲しかっただけ。

昔からそこに合って、歴史や文化が継承されてきたもの。

少々、使い勝手が悪くて手入れも必要で..
っていうモノこそ大切なんじゃないかと。

お世辞にも道が広くて運転しやすい、とは言えないけど、お互い譲り合いの心を持ってすれ違う時には軽くお辞儀をして。
っていう本来の姿が垣間見れた気がして、
どこか気持ちが良かった。

20時まで営業しているかき氷屋さん。
お客さんはいなかったけど、おばちゃんは
「ニコッ」と笑ってみせた。

猫も居心地がいいんだろうな。

歴史ある製菓店。店主のおっちゃんも気さくな人だった。

ひとつ、自分へのご褒美に買った。

お店のすぐ脇を通る、JR予讃線。
遮断機が降りるペースも早く感じたけど
それだけ電車が見れるんだからいいか、
なんて雰囲気も感じれる街。

穏やかな心で過ごせる街。
そこに住む人たちで協力し合って、
いい所を後継に残して。
滞在時間は1時間ぐらいだったけど、
菊間という土地を歩いて感じる部分がたくさんあった。次はもう少し。

帰りに見た、太陽石油(株)四国事業所。
いつ見ても迫力がある。

「ゴオォォ」という音。”また頑張ろう”と思った。
冒頭の問いの答えは出ていないけど、今の世の中に慣れすぎず、何を大切にするか。
広い視野で、積み重ねていきたい。

ありがとうございました。

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